結果的に母の日の…となってしまった【牛丼の具】。
はてさて、母の感想はどうだったのかが気になり、聞いてみた。
すると…
牛丼の具
私「牛丼の具、食べてみた~?」
母「食べたわよ、でもやっぱり薄味だったから、お醤油足したのよ~」
「えっ? 薄いの~? ご飯を多すぎに入れたんじゃない?」
「あなたも薄いって言ってたじゃな~い!」
…
分かった。
私が作ってお裾分けで渡した【卯の花】だ。
(塩分控えめで薄味)
「うんうん、卯の花は薄味にしてたからね~ごめんよ~。
それじゃなくて、冷凍食品の牛丼の具は?」と聞くと。
「食べたわよ~、けど端っこのペラッペラみたいなお肉がチョロ~っと入ってるだけで、あんなお肉じゃ食べた気しないわよ!」
「お茶碗サイズだからね~少しなんだよ~」
「けど、お味は美味しかったわよ、お蕎麦に合ったし…」
…蕎麦?
「お蕎麦と食べたの?」
「そう、お蕎麦があったから~」
「お蕎麦の上に乗せて食べたの?」
「違うわよ~、蕎麦は蕎麦よ。おつゆにつけて食べる冷やし!」
「じゃぁ、冷やし蕎麦と牛丼のご飯も食べたの?」
「そんなに食べれないわよ~ お蕎麦はお蕎麦で、お肉はお肉よ!」
「はぁ? 冷やし蕎麦を食べながら、牛丼の具のお肉だけを小鉢のオカズとして食べたの?」
「牛丼の具だから、ごはんの上に乗せて食べるのが良いと思うよ。」と言うと、
「ちょーっとしか入ってないのよ~、ダメよ~あんなの!」
(…そうですか、すみませんね~。
やっぱ、ちゃんとした分量の牛丼の具を買うべきだったか~?)
お好み焼き
母には最近のヒット賞があるらしい。
「お友だちに勧められて、成城石井でお好み焼きを買ったのよ。
それが美味しくて美味しくて~。でも、また買いに行ったら売ってなくて~。
きっと美味しいから人気でみんなに買われちゃって買えないのよ~!」
…そうですか、他人に人気商品だと薦められれば、母はドハマりだ。
気に入った食べ物が出来て良かった良かった。
「焼いてあるお惣菜?」って聞くと…
「違うわよ、焼いてないヤツよ! 混ぜて自分で焼くの!」
ほぉ~、【おはなはん】みたいなヤツですな~?
(キャベツも玉子も豚肉も練り粉もソースも)材料が全~部入ってて、混ぜて自分で焼くだけってヤツ。
確かに、母にはとっても便利。
確かに、美味しいもんね~。
今度、スーパーで見つけたら買って行こうかな~
(賞味期限が短いので、ちょっと心配だけど。)
成城石井ブランドじゃないとダメかな~?
母(単身高齢者)の食卓
極端なんだよな~! といつも思う。
糖尿だから気をつけてると言うが、極端な偏食っぷり。
食べない時は、全く一切食べなくて…
食べる時は塩分糖分関係なしに沢山食べる。
運が悪けりゃ、食べ過ぎで体調をおかしくして料理(材料)のせいにする。
「料理作るのが面倒~」と言うが、材料だけは溜め込んでる冷蔵庫…
どう食べてるんだか?
食材配達を頼んでも飽き、冷凍弁当も食べず…
好みも何もかも、難しい…!
私の味の薄い料理は、不味くても【薄い=健康に良い】と思ってるからか、ちゃんと食べてはくれてるみたい。
だけど、あくまでも残り物を食べてあげるという前提があってこそなのだ。
私がわざわざ母の為に…ってなると、「そんな事しないでいい!」と言われてしまうので、
「余り物~!」と毎回言って渡してる。
今日はポテトサラダをお裾分けしてきました。
(小さいタッパーで)