そういえば、母の日だったな～と後から気づいた。
少し前のGWのある日、帰省してきてた息子を連れて夫と共に母のマンションへご機嫌伺いに行った。
テレビショッピング熱
母が、突然こんな事を言い出した。
母「この前、テレビでね～。お肉屋さんのね～あのお肉のお料理のね～
ん～いっぱいあって、あなたが好きなヤツで～
ほら～あれよ！ あれ！
どこどこにお店があるじゃない～？ 行った事あるでしょ～？
お肉のお店よ～！」
ケンタ？ 牛角？ …などと、思い悩んでると…
夫「吉野家？ すき屋？ 松屋？ …」
「そうそれよ～！
そのお肉がねテレビで売ってたのよ～、買おうかと凄い悩んだのよ～」
悩んだけど、電話はしなかったようだ。
「だって、数が多いのよ～。食べたかったんだけどね～」
…母は相当気になったようで、美味しそうだったのよ～！を連発する。
（テレビショッピングの母への影響力は絶大！）
母の見たテレビショッピングがどんなのかは分からないが、
たぶん30袋ぐらいの大量か、豚丼とのセットで大量、なのだと想像する。
母がそんなに何食も同じ物を食べ続けられるハズがない！
と断言できるので、買わずで正解。
（けど、母の買い物は私に回ってくるので私的には買ってくれてた方が…）
「普通にスーパーでも売ってるから、今度みて来るよ。」と話しを終えた。
牛丼の具
さて昨日、覚えてるうちに【牛丼の具】を手に入れて母の所へ持って行こうと、スーパーへ行った。
行ったスーパーでは吉野家は扱ってないらしく、すき屋の量の少ない〈お茶碗サイズ〉の冷凍食品が売られてた。
お値段480円程だった。
ま、小食な母にはこれが良いサイズだろうと、これを買って母の所へ持って行った。
私「牛丼の具買ってきたよ、吉野家のとはちょっと違うんだけど～」と母に渡すと…
「あら～嬉しい。どうしたの～？ 孫（私の息子）君の分はあるの？」
「ん？ お母さんが食べたいって言ってたから買ってきたんだよ。」と言ったのだが…
「あなたダメよ～こんなのばっかり買ってて～！
美味しかったの？ でもまぁ折角持ってきたんだから、食べてみるわよ。」
んんんっ？
どうやら、私が大量買いした牛丼の具をお裾分けに一つ持ってきた…と思ってるみたい。
牛丼の具 ＝ 大量（by テレビショッピング）
「母がテレビショッピングを見て欲しいと言ったから、母の為にスーパーで１つだけ買って来たんだよ！！」
と経緯を説明するべきかとも思ったが、
母は綺麗さっぱり忘れてる？ようなので、面倒くさいからそのままスルーした。
それにしても…母の中で、何故か私は【牛丼好き】に固定されてるみたい。
きらいじゃないが…いや、むしろ好きだけど…なぜだろう？
母の日
そういえば、母の日だった。
私が何をプレゼントしてもあまり喜んではくれない母。
【牛丼の具】480円を母の日のプレゼントにしては変だが、
母が欲しいと言ってたものなので、そういう事にしておこう。
母からすれば、娘に家の余り物を持ち込まれたって認識かもしれないが？
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