うちの庭にある小さな野菜の畑…
夫が倒れた事もあり、ここ何年かずっと私一人で耕してる。
今年も夏野菜を植える為に、畑の準備をしなければならない時期になりました。
私だけ?
夏野菜を植える為…
- 土を掘り起こす
- 残ってる根っこを取り除く
- 石灰を混ぜ込む
- 肥料・腐葉土などを混ぜ込む
- 畝を作る
- 苗を植える
今年も私が一人で…? って思うとやり切れなくて、
天気の良い日に夫に声を掛けるが、「無理するなよ~」ってそっけない返事が返ってくるだけで、夫は庭に見にも出てこない。
やっぱり一人か~。
腰が痛いってのにコルセットして痛みを我慢して鍬を振り上げてた…
しばらくすると、腰の痛さと一人作業の侘しさに…
ぶわっと感情があふれてきて、もうヤダ!って投げ出したくなった。
止める宣言
夫の部屋に駆け込んで「もう畑止める!」って宣言してやった。
夫は「そうか~お前が嫌なら仕方ないな。」って至極クールであっさりした返事。
およっ? 私の聞きたいのはそんな言葉じゃない!
…涙があふれてきた。
「この畑は私の物? 私だけの物?
あなたも畑を楽しんでるんだと思ってたけど、そう思ってたのは私だけ?
なんで「俺もやるから一緒にやろう。」って言ってくれないの~?」と大号泣~!
「俺は身体がまだしんどいねん。作業したくても無理したら辛くなる。
出来るタイミングでゆっくりしたいけど、お前は言い出したら「今直ぐやらなきゃ!」って勝手に始めてしまって、こっちの都合聞かないだろう?」
…ごもっともだけど、ならそう言えよ!だよな~
…その後、あれやこれやと言い合いが続き。
「じゃぁ、畑するの好き?」
「もちろん。夏の水やりもしてるし、虫も取ってるし、収穫もしてるし、
俺も結構動いてるつもりだぞ?」
「じゃぁ、耕すのもしてくれる?」
「ゆっくりで良いなら。」
と涙ウルウルの言い合いが終わった。
その後
喧嘩をしたのが、先々週ぐらい…
それから、少しづつ夫も一緒に作業してくれて、なんとか形になりました。
(私も腰痛いから、少しづつ…)
たまにはこんな本音を言い合うのも良いみたいで…
夫が優しくなった気がする。
(そのうちまた繰り返すんだろうな~と思うけど。)
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そして夫が「最近のお前はいきなりのテンションの落差が激し過ぎて怖いぞ~!
それもこれも更年期のせいか?」って言う。
…そうなのかな?
…そうかも。 って事にしておこう。