だいぶ前になるけれど初めてHAED(heaven and earth design)の図案を刺したのはかれこれ10年も前の事でした。
以前は非公開のブログを書いていて、久しぶりに見てみるとそうらしい…
Mad Tea Party アリスのお茶会
アリスの話が特段好きというわけでもありませんが、こんなに大人になっても女の子なもんで、刺繍の図案を探している時にかわいいな~と思ってこんな大作に挑戦してしまいました。
図案や布や糸を全部足して、初めに投資した分だけでも2万円近く掛かり、単なる暇つぶしの趣味にこんなにつぎ込んで、完成できなかったら旦那に怒られるわ~なんて思いながら始めたのを覚えてる。
完成までには2年半ぐらいかかったかしら…
小さい輪っかの枠でチクチク…根性だね。
この頃から明らかに老眼が進みました。
初めは裸眼で作ってたもんな~
今はIKEAのポスター枠に収まってます。
白すぎるかな~
あんまり綺麗に入れられなくて下にシワが寄って不細工なので、改善したいとは思いつつ…
なかなかね~
額をなんとかするか、せめてマット(内枠)で余白を隠せたらもう少し見栄えが良くなるかと思うのだけど、額関係って高いのよね~。
1つ作品が完成したら額装する事よりも、次の作品の図案や糸を買う事に夢中なので、完成品はどうでもよくなってしまうんだな~。
刺繍糸は何本刺しにするか?
刺し初めに悩んだ事があって、刺繍糸を1本で刺すか2本で刺すか。
いろんなネットの情報を検索して調べると、1本刺しで刺してる人が多く思えたので、1本で刺し始めたのだが、いくら1マスが1ミリで細かいといっても1本だと色が埋まりきらず下布の白が点々と見えてしまうのが気になって気になって、すぐ2本に変えてしまいました。
なのでよく見ると右下の端、黒い所が1本取りなので薄いのが判るのだが、写真やパット見では全然わかりません。
パット見分からないなら1本刺しで全部やっても良かったのかな~?と思うほどに2本取りは大変でした。
マス目が小さい上に✖ステッチするのに穴の四方を糸や針を4回も通すことになると、4回目などはキッツキツで指ぬきで押し込む事もある。
刺し方はちゃんと✖で刺してるのに実際は✖ってより、ダマを作ってる感じ。
でも、大変だと分かっているのに今回作ってるのも2本取り…
ずっと2本取りで刺してるのは、びっちり刺して敷詰められる重厚感というか、絨毯のような感じが見た目に好きなんだな~1本だと隙間がどうしても見えてしまう軽さってのがあるような?
でも、1本取りを完成させたことがないので、そうとは言い切れないよね。
今の白雪姫が完成したら、次は思い切ってこの最初の作品「Mad Tea Party」を1本取りで作ってみようかしら?
初めて刺した頃よりも、スピードアップできるだろうから…