お隣のお婆ちゃんに頼まれた、裏の斜面の雑木雑草の伐採が終わりました。
いつ、お婆ちゃんが【お駄賃】をくれるかな~と、
期待しつつ、我が家の庭作業をしていると…お婆ちゃんがやってきた。
お婆ちゃん「あんた、ありがとうね、綺麗に切ってくれて~」
私「いえいえ…、あんなんで大丈夫でした?」と一応聞くと…
「良いわよ良いわよ。でも、もう一個切って欲しいのがあるのよ~!」
「エッ? まだ?」(Σ(゚д゚lll)ガーン)
トドメの伐採
お婆ちゃんに誘われるがままに裏に赴くと…
「コレよ~コレ!
これが嫌なのよ~!」
と言うお婆ちゃん。
太さ10㎝ぐらいの木に育ってたので、私が切らなかったヤツだ。
「…これは、ノコギリサイズだし倒さなきゃならないから大変だよ~?」
「他の育ち過ぎてる木はもう素人では難しいだろうけど、これぐらいならまだ切れるでしょ~?
私も手伝うから、一緒にやったら切れるわよ。私ノコギリ持ってくるから~!」
(俄然やる気モードなお婆ちゃんに圧倒されて…)
「うーん…ちょっと服着替えて来るから待ってて。」と家に入った。
夫に言うと、
「あまり危ない事するなよ~」と言いながらも外に出て行った。
私が着替えて裏に回ると、
夫とお婆ちゃんが切る算段をしてて…
夫がノコギリで切り出し、
(私も手伝って…)
絡んだ他の木の枝ごと…
ズドンと斜面の下に落とした。
下に落とした木は大きくて、処分が大変だと思うけど…
お婆ちゃんが徐々に分解して捨てると言うので、私たちはそのまま放置して終わり、
夫は家の中に戻って行った。
お駄賃
そして、「ありがとうね~、助かったわ。あなたにお礼しなくちゃね。
8,000円でいい?」
(うーん? なぜにその金額? って思うけど…お婆ちゃんの適正価格なんだろう。)
「十分です。でもホントに貰っちゃっていいのかしら?」
(と心にもないが一応…遠慮してみる。)
「いいのよ~いいのよ~。ありがとうね~」
と、家の中からお金を持って来てくれた。
お金を頂き…
「嬉しいわ~。有難うございます。」と大喜びして見せた。
(諭吉さんを期待してただけに少し残念だが…)
「お父さんにも御礼言っといてね~ 大変だったでしょ~」
……夫がやったと思ってるお婆ちゃん。
多少ムカつくけど、「夫は全然手伝ってくれなかったんですよ~」って言うのもヘンなんで
「いえいえ~」と笑ってごまかした。
夫に報告
家に入り、お婆ちゃんから8,000円をお駄賃に貰った事を夫に報告すると…
夫「ご近所の手伝いなのに、お金貰ってしまったら、単なる労働じゃないか!」
とお金を貰った私を咎めるような言葉を吐いた。
ご近所の手伝いなんだけど、最初からお金欲しさにヤルことにしたお仕事(労働)なのよ…
と夫に言っても仕方ないので、涙が出そうなのをこらえて部屋を出た。
8,000円はとても有難く、大事に使います。