すえつむはな日記
つれづれな日常の一コマ
介護

(認知症)母の進行の速さに絶句…

先週末は、母のご機嫌伺いに行き、一緒にテレビを観ながらおやつを食べた。
認知症でまともな会話はもう出来なくなってる母だが、平穏な午後のひと時を過ごし、帰って来た。

あれから3日しか経ってない。

夜の異変

兄「昨晩は母が一段と変だった。何処かへ行きたいらしく、夜なのに、隣へ行くとか、下に行くとか…ココは怖い。と言い出し、全然ベッドに入ってくれなくて、訳の分からん事を2時間ほど聞いていた。
とことん疲れたよ…

(まるで夜泣きの赤ちゃんみたい…?)
私「益々頭がおかしい事に成って来てるね~。困ったら夜でも私を呼んでくれても良いよ。
ドライブにでも連れだそうか?

(しばらく禁酒しよう…)

厄介だな~
翌日はどうだったか聞くと…

兄「夜中に起き出して、何やらゴソゴソと動き出すので、ゆっくり寝れなかった。

  • テレビを点けたり消したり、モノを探そうとしてたり…
  • 俺の部屋をドンドンとノックしに来る。

夜中に何度も…! (兄が休めない!)

身体に異変

昨日は、半年に一度の母の物忘れ外来の診察日だった。

私が病院への送り迎えを車でするよと提案したけど、兄が「バスで行くから大丈夫だよ。」と遠慮するので、私は家に居てたのだが…
病院に行ってる時間、兄から電話が掛かって来て、
帰り、もうバスに乗るのは無理だ。車で迎えに来てくれると助かる。」とHELP要請があった。

病院の終わった頃に迎えに行ったら…駐車場に現れた兄と母の姿を見て絶句!

兄の腕に両手でしがみついた体勢で、やっとこさ歩けてるって状態の足腰フラフラな母

急いで車から降りて助手席のドアを開け、母を座らせようと誘導するが…
クルマの端にちょこんと座らせても、自分の足を車の中に持ち上げて入れるって事もしない母で全く動かない。
母の両足を持ち上げ、車の中に押し込み、正面を向かせるのも大変だった。
シートの真ん中におしりを移動させてちゃんと座り直すって事さえも母は自分では出来なくて、
安定した位置におしりを置いて背もたれにちゃんともたれて座らす事に、兄と2人して四苦八苦した。
(この状態で、よく行きはバスに乗れたな~と思った)

何で急にこの状態~? と私の心臓はバクバクに驚いてるが、出来るだけ平静を保ち車の運転した。
(後ろに乗った兄は、ぐた~っと疲れ果てている)

車の中で、助手席の母に話しかける。
私「病院はどうだった?
母「ハレホレヒレハレ…ラリルレロレロ…ろれつが回ってなくて、声も小さく全然聞き取れない。

何ともなかった?」と聞き直すと、
ワタシ、ワカラナイ…こうこう…こうして…ああして…レロレロ…
何も悪い所がなかったなら良かったね~
ウン。ねぇ~ お父さん!」とそこだけハッキリと、後ろの兄に同意を求めるように振り返る動作をした母。

…ここで「お父さん」って言葉が母から出た事にビックリ。
(母の大嫌いだった夫(私の父・故人)がそばに居るように感じてるなんて…末期だわ)
あとは何を聞いても、理解できない言葉が返って来てた。

いつもはマンションの駐車場に車を入れるんだが、駐車場から部屋へ行くまでも結構歩くので、
部屋へ行く最短距離の停車場所(マンションのエントランス正面)に車を停める事にした。
路上なので私は下りず、兄が一人で頑張って母を降ろしドアを閉めた。

私はそこで2人に手を振り、車を発進させた。
兄に支えられてるヨロヨロの母がサイドミラーに見えて、一瞬涙がこみ上げてきた。

進行が早すぎる!

たった3日で、この進みよう…?

まるで、もう死ぬのか? って勘違いしてしまいそうになる程の弱りようじゃない?
隠れ脳梗塞が起こってゴッソリ脳細胞が死んだのか?

家に帰ってから、ラインで兄に聞いたら…
今日は恐ろしく調子が悪すぎる。
(ダメダメな日とマシな日で、毎日違う母の調子。)

先生

かなり悪い状態になってる。体力気力共に減っている。
施設に預けるのは良い判断だと思うよ。
もっと運動した方が良いけど、冬だから難しいな~

物忘れ外来の先生からは↑こう言われ、
施設に入る為に必要な診断書には、ハッキリ【認知症】と書いてもらえた。
(グループホームに入るには認知症の診断書が必要)

でも、あれよあれよと状態が悪くなってて、施設に入る準備を進めてるが、
施設の人が母を見て「うちでは無理です。」と言われないだろうか?
と不安になる。

そんなことは無いだろうが…
ちょっと進行が早すぎて…毎日が怖い。


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