母の認知症の症状がドンドン進んでる~!
(悲しいけど…戻る事は無い。)
兄を…
リビングで母の刺し子を見てる時に、母が私にコソコソ話。
顔を私に寄せて母が小声で言う…
母「あの、あっちの人(兄の部屋をチラ見して)居るでしょ?」
私「兄ちゃん? 兄ちゃんの事?」
「その人、あっちに居る人よ~。」
「うんうん。居るね~。どうしたの?」
「何でも出来るのよ~凄いわよね。」って台所を指差す母。
(料理が出来るって事かな…)
「美味しいの作ってくれる? 良かったね~」と言うと…
「そうなのよ~。きっとそういう学校に行ってた専門家なのよ~。凄いわよね~」
……
「(苦笑)そうなんだ~」(泣く~!)
兄は、コンピューターの学校に行った《パソコンおたく》なので、お料理は全く全然…ズブの素人。
(母の為に頑張ってるけど…私から見たら🔰同然!)
ってか、まるで自分の息子だと認識してない感じの言い様…
「お兄ちゃん」っていう名詞を思い出せなかっただけかと思いたいが、料理の専門家って~他人扱い!?
家事は女の仕事だからって、家事を一切させずに兄を育てた古風な母だから、
《家事をしている=息子》とは思いたくないのかも知れない?
いやいや、ヤツは母が一番大好きで頼りにしてた大事な息子だぞ~?
(私を忘れても兄は忘れそうもないのに…)
私の事は誰だと思って刺し子してるんだろう?
まだ娘だと分かってるだろうか?
ヤバい脳ミソ
兄から聞いた最近の母。
母「あの人どこに行ったの?」とふいに兄に聞いたらしい。
兄「家には俺だけだよ…」って兄が答えると…
「また~そうやって隠すんだから!」と訝しむ母。
いったい誰の事…?
「私ここに住んでるの? いつからここに居るの?」と聞く母。
住んでいる場所に違和感を感じたらしい…
財布なくした事件
ある日、財布が無いと気づき大騒ぎ!
中にはマイナンバーカードもクレジットカードも大事なモノが沢山入ってるし、現金10万円も入れたばかりだったそうで、
(私、もしかして疑われてるかも?って心配したわ。)
兄が、思い当たる場所を探して、行ったスーパー等に行って、警察も行って、あちこち探したけど見つからない。
(カードやマイナンバーの停止手続きをした)
諦めた数日後、タンスの引き出しの服の下から出て来たらしい。
何でそんな場所に~?
兄の疲労
一日中ずっと母と一緒の生活によく耐えてるな~と思うが、たまに疲弊したラインも来る。
ガンガンにストレス溜まる~
「何度も何度も同じ質問されて、何度も何度も答えてるけど、だんだん嫌気がさして横柄な返しをしてしまい、母が落ち込み塞ぎ込む。
自分も落ち込み反省…嫌んなる!」
「お疲れ様です」としか言いようがなくて申し訳ない。
そろそろ次の段階かも…
物忘れ外来
そしてつい先日、半年に一度の《物忘れ外来》の診察がありました。
(兄が同伴)
認知症が進行しているので、再度介護認定をしてもらった方が良い。
現在は【要支援1】だが、【要支援2】もしくは【要介護】のレベルに上がってるだろう。
と言われて、デイサービスを勧められたらしい。
デイサービスにはあんまり乗り気でない母に、
先生が優しく「皆さん行って楽しんでいるし、○○さんも週に2回ぐらいは行ったら良いんじゃないかな~。
大丈夫だよ~車で送り迎えしてくれるし、お昼ごはんも出るし、お風呂も入れるんですよ~」
と母を説得。
母も「そうかしら~」ってな風で大人しく聞いてたらしい。
(偉い人(先生って言われる職業)には逆らえない母…)
母が大人しく通ってくれるか~?との不安はあるが…
まずは、介護認定!
それから、地域包括支援センターの人に相談だ。