だんだん、だんだん…
高齢になってきた母との会話に、嫌気がさしてくる。
私の腰痛
庭仕事をいろいろとしたせいで、ヘルニアの腰痛が悪化した頃…
母の誕生日がやってきた。
母には伝えたくなかったので、兄に…
「腰痛が酷いから、母の誕生日に食事会とかは無理だわ~。母には上手く言っといて。」と伝えると。
そのまま伝わったようで、母から電話!
母「あなた腰痛いんだって~? また~? 何したのよ~?」
と多少お叱りっぽい内容で…
「私は腰痛になった事ないから分かんないけど、あなたまだ若いのに何で腰痛になるのよ?
たいして動いても無いくせに~!」とご立腹。
(腰痛に年齢は関係ないし、私は若くもない)
私「まぁヘルニアだから~、ごめんよ~しばらく安静にしてるわ。
誕生日のお祝いはまたそのうち…」って言うと。
母「いいわよ~お兄ちゃんが来てくれたから、あなたは来なくても!
でも、あなたは良いわよね~。
○○さん(私の夫)が何もかもやってくれるでしょ~? 良い旦那さんよね~!
あなたはゴロゴロしてるだけで良いんだから~!」
……反論するのがバカらしくて、「はいはい…」と適当な相槌を打つ。
「お父さん(亡き父)なんて、私が病気になろうが何だろうが、何ーんにもしてくれなかったんだから!
あなたが羨ましいわ~、恵まれてるわ、良いわね~!」
…と、私は一切家事をしない娘だと決めつけ、父の悪口が始まる。
(父も父で、父の出来る事はあれこれやる人でしたけど…母の記憶には無いらしい。)
そして、腰痛で苦しむ娘に「良いわ~」を連発する母。
(そんなに何でもかんでも、夫がしてくれる訳ないじゃない!)
しばらく経ち…
コルセットして家事をこなしながらも、気持ちは【安静中】の日々を過ごし、
しばらく顔を見てない母に、ご機嫌伺いの電話を入れると…。
……
母「腰はどうよ?」
私「まぁまぁ、マシになって来てるよ…まだ痛いからコルセットはしてるけど、少しづつ動けてる。」
「あら、良かったわ~!
だって、あなたはまがいなりにも主婦なんだから、
ちょっとぐらいは家事しないと、○○さん(私の夫)に申し訳ないものね~!」
と、あっけらかんと話す母。
母に悪気は無いし、私の状況を母に説明しても無駄。
(怒)… スーハースーハー(深呼吸)
落ち着け~落ち着け~(心の声)
「はいはい… もう少し良くなったら、顔を出すようにするわね…」と母の言葉をスルー。
まがいなりにも…
(誤)まがいなりにも ⇒ (正)まがりなりにも
漢字では【曲りなりにも】で、
真っ直ぐでない、正しくはない、多少間違っている、不完全な物、二流・三流…って意味らしい。
言葉として【まがいなりにも】ってのは間違いなようですが…
「紛い物」「偽物」って意味で、「まがいなり」が多く使われてますよね~
母から見れば、私はいつまで経っても未熟者のようで。
高齢母との会話
昔は、こんなに思う事はなかったのに…
母が高齢になるにつれ、母との会話で嫌な思いをする事が多くなり、
その度に兄や夫にぶちまける。
いちいち引っかかるなよ~って自分でも思うんだけど…
(私の愚痴を聞いてくれる2人に感謝)
ある日の兄からの返事のライン
母が何を言っても、怒ったらダメだよ。
相手は子供。
察するとか気配りは期待しない。
言っては駄目な事も、その瞬間の自分の立場を守る為につい言ってしまう。
物忘れは激しくなるし、心のコントロールも出来なくなっていく。
俺たちは、それを分かった上で対応しないといけない。
同じ大人としての対応を、母に求めてはいけない…
と、悟った坊主のような兄。(坊主じゃないけど…)
相手は子供 って言うけど、
私よりずいぶん上から目線で、くっそ生意気でワガママで頑固で、
学習能力はなく、道理も通じない!
くそ~!
私はまだまだ修行が足りない…(ストレス溜まる~!)