すえつむはな日記
つれづれな日常の一コマ
おでかけ

母と叔母と《かに料理》

親戚のおばさんが、母と私を食事に誘ってくれました。

と~れと~れピ~チピ~チ」…のあのお店へのお誘いです。
(たぶん母が無類のカニ好きだから…)

お誘いの理由

つい先日、おばさんの子が関係している団体から創立記念冊子が私の所に送られて来て、久しぶりに連絡をしたんです。

私「○○ちゃん(おばさんの子)の写真が載ってましたね~
おば「あなた、まだ寄付を続けてくれてたの~?!
私 「うん。たいした額じゃないし…
てっきりとっくに止めてるもんだと思ってたわよ~。凄いわ~ありがとう!

ちょっと余計な連絡しちゃったかも…?
と思った後のこの【お誘い】なので、たぶん寄付の御礼が入ってるかな~と想像する。
(おばさんは言わないけど…)

かに料理~

すっかり出不精な母は断るかと思ったが、兄に背中を押された事で気分良く、
久しぶりの電車でのお出かけとなりました。

久しぶりの対面で楽しそうに話す、おば

会話は、通じ合ってるようで、ないようで…
まぁ、年寄り同士の会話ってこんな感じ?

おばさんの注文した上品なカニづくしのコースを、とても美味しく堪能してたが、
母「カニはやっぱり自分でホジホジして食べないと、カニ食べてる感じがしないわ~!」と不満を言う。
(ホジホジするカニ脚と爪も1本づつあったが…少ない)

ならば、母にシンプルにホジホジするカニを単品で追加注文しようとすれば、
私だけ追加するのは嫌ヨ~。恥ずかしいわ~
あなたたちも追加するんなら、しても良いけど~」って。

私もおばさんもコースの料理だけで満足だし、
母が要らないと言う炊き込みご飯や汁物は私にまわってきてたので、正直私はパンパンで入らない…。
それに3皿頼むなんて多すぎるから、1皿を分けても十分。
それを言うと、「1皿しか頼まないなら我慢するわよ~!」と不満げに言う母。
せっかくだから注文しようよと説得するが、頑固に聞き入れず…。

もうっ! って、言いたい気分を抑えて抑えて~食事を終えた。

ご馳走様

私はご馳走になる気マンマンだから、レジから少し離れて待ってると、
レジの店員さんの前で、母とおばのどっちが支払うかの争いが始まった。

おば「私が誘ったんだから払わせて~
母「私の方が年上なんだから、私が払うのが当然だわよ~
私が!」「いえ私が!」「いえいえ私が!」……としばらく争い、
結局おばさんが折れ、母が勝利の支払いをした。

誘ってくれたおばさんに感謝を伝え、
また機会を作って会いましょうね~」とおばさんと別れた。
またの機会があるかな~?
おばさんは何も言わなかったけど、母の言動や様子に気付く事もあっただろな~と思う。

帰りの電車の中で、
母「私、お金払った?」と不安そうに私に聞く母。
私「払ってくれたよ~、ご馳走様。」と言うと安心してくれた。

母をマンションに送り届けて、その夜…
兄「誰がお金を払ったのか、母が心配してるんだが…」と連絡があった。
私「ゴリ押しして、が払ったよ!
…だろうな。

…しっかり忘れてる。

*********************

そして、兄にも「カニを食べた気がしない!」と愚痴ったそうで、
(支払いは忘れても、カニの事は覚えてる)
上品なカニ懐石よりも、無限ホジホジしたい母にはこんなカニ↓

(兄にお願いしておこう…)


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