母と夕食…
まるっきり二人で食事するのは何年(何十年)ぶり~?ってぐらい久しぶりに、二人だけの食事をしました。
今週は兄が自分のマンションへ帰ってるので、脳みそヤバい母が心配だ。
母との電話
兄からも「たまに様子を見てやってくれ。」と言われてて、ちょくちょく電話を入れるように心掛けてる。
これと言って何も話す事が無いのに電話するのは、嫌なんだけど…
電話すると、母はたいてい「何か用?」と、ぶっきらぼうで不機嫌そうな様子で電話をとる。
私「なんとかなく声が聴きたくて…」とか「寒いから気になって~」とか「畑で白菜採ったのよ~」とか、どうでもいい話をして話を繋げる。
素直に「何もないけど…」と言ってしまうと、そこで話が終わってしまうから…。
まるで…「いちいち電話なんか掛けてくんなよ!」って思春期な子供を持つ母親の気分。
いや、違うか…
子供になら話したくて仕方ない気分で電話するけど、母にする電話は義務でイヤイヤに近いもんな~。
そんなこんなで入れた電話で、晩ごはんの話になり、カニがあるから…って誘われて、食べに行くことになった。
(夫はバイトで帰りが遅い日)
カニ鍋
「用意はあるから何も持ってこなくても良いわよ。」という母でしたが、
念の為、うちの畑で採った白菜と春菊と冷蔵庫にあった豆腐パックを持って行く事にした。
…持って行って大正解!
カニ以外は、萎れた小松菜しかなかった。
母の大好きなカニ鍋
(昆布だし味)
母と一緒にセッティングして、食事開始。
(大きすぎる土鍋しか無かったのでフライパンで代用)
『カニを食べてる時は無口になる』というが、無言だと妙に不安になるので、テレビを見ながらくだらない話で楽しさを演出した。
母は「兄ちゃんはあんまりカニ食べてくれないのよ~、だからあなたが来てくれて良かったわ!」って…
(そうだろな~と思いつつも…)
私「へぇ~そうなんだ~?」と適当な相槌を打つ。
兄も私も、カニ好きでは無いからね~。
(カニが好きなのは母だけ!って事を全然理解しない母。)
カニを食べるのは、母の為。
母主体
食事は美味しかった。
しかし…
5時からの夕食では、
夜遅くにはお腹が空いてしまい、帰って来た夫とまた晩御飯を食べた。
子育てが終わり、夫婦で気ままに過ごす生活をしてたけど、
これからは何もかも母に合わせた【母主体】へとシフトしていかなければならないんだな~と介護の勉強会に行って痛感した。
介護とは…
高齢者本人の意思を最優先に尊重し、快適な生活の維持と、出来るだけ長い期間健康でいられるように、手助けする事。
けど、何でもかんでもワガママを聞いてられない! って思うけど、
ワガママを聞くのが介護だと、先生は仰ってた。
そらお金貰って商売にしてればそうだが、
家族だと、こっちの都合や意見も通したいと思うよな~
つくづく、介護を知り、先が見えた分、憂鬱にもなった。