こんなハズじゃなかった食生活
ほとんどの人と同じように食べるのが大好きな食生活を過ごしてきた私たち家族でしたが、まさかこんな事になろうとは思いもしませんでした。
とは言っても、家計的に節約をしなければならない‥という収入ではあるので、そうそう贅沢はせず、外食よりも家で食事…高い物より安い物をより工夫して美味しく…と心がけて料理してきました。
そして旦那は毎日、塩辛いポテトチップスなどのスナック菓子やナッツや枝豆、漬物やいわゆるお酒のアテ系を好んでよく食べ、ビールを飲み…日本酒、ウイスキー、焼酎、とお酒大好きな人でもあります。
何年か続けて血圧が高いと健康診断で言われたので、病院に行くことを進めても多少血圧が高くても人間大丈夫なんだと言い張ってた。
私が気にして薄味の料理を作ってたりすると、「健康のテレビの見過ぎで気にし過ぎだ…!」と怒られていた。
腎臓病だと分かった経緯
ある日の夜中突然、「息ができない!」と救急搬送。
腎臓が原因の心不全でその時は死んでてもおかしくない状態だったと後で聞かされた。
それから数か月入院して、この夏無事退院できました。
旦那が腎臓病だと診断されてから、たんぱく質に塩分を特に気を付けるように言われました。
特段何グラムまでと数値を決められたわけではないけれど、「このまま進行すると透析になるよ!」という脅し文句を聞かされたので、怖くて怖くて‥どうか進行しませんように。と頑張るしかない。
というか、もうあの酷い状態に戻りたくない。
突然死もあり得る…
でも、食べる本人はお構いなしに食事を要求するなんていう人も沢山いるようだが、うちの旦那はちゃんと(ある程度…)自分の体を気にする意識は持ったようだ。
栄養士さんから食品カタログをもらった
ヘルシーネットワークという所の食品通販のカタログで、病院や施設の御用達のようだ。
ごはんやパンや麺類の主食類に、肉・魚・卵はもちろんって程にたんぱく質がたっぷり含まれている。これを少なく!ってのは難易度が高い。
なので、一般家庭では無理な特殊加工を施してたんぱく質を抑えた食品が売れるんだ~
美味しいおかずを沢山食べるには、主食のごはんをたんぱく質調整米にして数値を減らせば、その分のたんぱく質の数値ををおかずに回せるという事なのだ。
初回限定おためしセットを注文
物凄く値段が高いんだな~と今後の事を考えると怖くなるが、とりあえず注文。
送料無料なので一緒に他のものも注文。
いくつか食べちゃったので写真はすでに少なくなってますが‥
たんぱく質調整米はたんぱく質の量を通常の1/5にしたものから1/35にしたものまであり、旦那担当の栄養士さんに聞くと、1/25で十分ですよ~とのこと。
旦那が食べた感想
美味しくない。
だろな~見た目に普通は白いご飯が透明に透けてるもん。
私にも食べてみろよ~というので何粒か貰ったが、少なすぎてわからなかった。
食べてみたいとも思わない。
しかし旦那は、味の濃いおかずの時にはこれでも食べられそうと言っていた。
…塩分控えめなんだから味の濃い食事は無いんですけど…
たまには食べたいって時や、どうしても食べたいって濃い料理の時にこのご飯を使おうと考えてます。
カレーとかもね。
私の感想
病気の食事制限はお財布との兼ね合いも要相談である。
たんぱく質調整米にたんぱく質塩分調整された冷凍おかずセット(一食550~600円程)などを頼めば、それはそれは簡単に数値のハッキリした食事制限が可能だけど、毎回毎回、外食のような値段の食事を家のご飯に出すなんて絶対無理なのだ。
メニューとしてカタログの料理は参考にさせてもらうが、買うとしたら頑張ってもたんぱく質調整米に調味料ぐらいだな~と。
ひと月にどのくらいの頻度で食べるようになるのかは全くわからないから予算の組みようがないのが不安だけど、無駄遣いを減らしてやりくり…
美味しくないごはんが一食分で200円近くもするのかと思うと、やるせないけど旦那の身体の為だと思うしかない。
私が節約して旦那の為に買うごはんに文句を言う旦那がものすごく想像できるのが腹が立つけど、我慢なのかな~
健康で生きてて欲しいから…