すえつむはな日記
つれづれな日常の一コマ
介護

【地域包括支援センター】に行ってみた。

認知症と診断された母の今後をどうすればいいのか?
周りの人間(私達)はどう動いたらいいのか?

分からない事だらけ…

病院の先生のアドバイスの通り、兄(母と同居中)が役所に問い合わせして介護認定をお願いして、
先日、要支援1】レベルと認定されたそうです。

要支援1 … 一番軽い介護レベル。
 食事やトイレなどの基本的な日常生活は出来るが、身体的な衰えが多少ある為に買い物や家事や身支度などに助けや見守りが必要な状態。

って事なので、どうやら認知症だから要支援1って事ではなさそう…。
まぁ、急激に母の老化が進んでるな~とは感じてたので、納得の認定ですけどね。

地域包括支援センターへ

そして、益々家に引きこもってる母を危惧して、兄が地域包括支援センターに相談予約を取りました。
(母には内緒)

  • 地域包括支援センターは何をしてくれるのか?
  • 母が受けられるサービスってのは?
  • 今後、家族はどうしたらいいのか?

兄が「お前も一緒に話を聞かないか?」と誘ってくれたので、一緒に行ってきました。

地域包括支援センター

市にいくつも支援センターはあるが、住んでる地域担当の地域包括支援センターへ。

地域包括支援センター … 高齢者の為の総合相談窓口
 介護・医療・保健・福祉について、専門の知識を持った職員さん達が相談に乗ってくれる場所。

私たちの行ったセンターは介護施設内にあって、自治体がその施設に地域包括の業務を委託しているそうで、
職員さんは公務員ではなくその介護施設の職員さん。

対応してくれたのは、優しそうな2人の女性。

今後ずっと相談に乗ってもらう為に、母の今の状態(経緯)や生活状況などなどに加え、家族の状況などなども話した。

まぁ、今の状態はまだ軽いので、今すぐ助けが必要な相談ではないのだけど、
引きこもって1日中テレビばっかりな母を活動的にしたいと相談すると…
介護予防の体操や気軽なお茶会などなど、母でも参加できそうな催しや教室などが沢山あると教えてくれました。

だが、母をその気にさせるのが難しい…

いちど担当者が実際に母と会ってから、今後を考えましょうという事になった。
(母の機嫌を損なわないように、高齢者さん全員のお宅を回ってますってな体で…)
母の気分次第だが、やさしそうな担当の職員さんと話すと母も参加する気になるかもしれない…?

*******************
お忙しいだろうに、約1時間とても丁寧に話を聞いてもらえました。(無料)
お二人とも、ページが真っ黒になる程にノートに私たちの話を細かくメモしてました。
(大変なお仕事だわね~)
これから長いお付き合いになるだろう…
深々と頭を下げ「よろしくお願いします。」と挨拶をして帰ってきました。

介護への入り口

今まではまだ先の事だと思ってた【介護】が現実的になってきた。

しかし【介護する】側よりも、【介護される】を受け入れなければならない母の方がもっと辛いだろう、と想像する。
これを【諦め】にしてしまうと精神的にキツいので、どうにかして前向きに受け入れてもらいたいと思うのだが…

自尊心(プライド)の高い人なので、難しい。
まさに【割れモノ注意】の扱い難さである。

********************
つくづく、父が生きてなくて良かった。と思う。
(もし父が居て、父よりも…ってのは母にとっては最大の屈辱だろうからな~。)


COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です