数日前、
夫が「来週あたり、老人ホームに行こうと思う!」と言い出した。
はぁ、行くのね…(やっぱり)
前回、大量にあれやこれやと差し入れしたもんだから、我が家としては大出費で…
私はちょっとやり過ぎたな~と後悔してしまったほどよ…。
…、差し入れ準備をしなければ。。
編み物
義母の暇つぶしになる手芸として、塗り絵や編み物や折り紙など様々な差し入れをしてきたが…
今回は「編み物のキットとかはどうだろう?」と言う夫。
私「良いんじゃない?」(もう何でも良い!)
…と手芸屋さんに行くと、もう春が近いってのに様々な冬物の編み物キットが売られてて…
お手軽なモノでは、手袋・マフラー・ショール・靴下とか、
でもやっぱり、今からマフラー編んでどうするの?という気になる。
そこで、あみぐるみ(毛糸の編み物で作るぬいぐるみ)を夫が手に取った。
カラフルな動物のキャラクターの可愛いヤツ!
ん~
「それ、私(編み物初心者)だと作り方を見てても、難しそう。
お母さん、作れると思う?」
「うぅ~」
編み物キットは諦めた。
刺し子
すると、「お前のお母さんがやってるヤツ、【刺し子】の布とかってまだある?」
「あるよ。」
以前私が「義母にもどう?」と聞いた時には、「要らん」と言ってたくせに…
「布があるから、仕立てて図形を書いたら、渡す事は出来るよ。」
「なら、ソレでお願い。」
かくして、義母にも【刺し子】の準備をすることになってしまった。
裁縫セット
老人ホームに居る義母が《裁縫セット》を持っているとは思えない。(多分)
100均(セリア)でハサミと針と糸通しと…
針置き(マグネット)を買った。
どのタイプのハサミを買おうか悩んだが、前に安全なプラスチックカバーの糸切狭を買ったら、全然切れなくて使い物にならなかったので、普通のハサミタイプの糸切狭を選んだ。
試しに糸を切ってみたら、スパッとちゃんと切れた。
糸は切れたけど、先が尖ってるのでちょっと危なくて取り扱い注意な気がする。
パッケージを工夫して、
ハサミ収納にしてみた。
私の持ってるハサミの皮製カバーはサイズが合わず、
布で作ろうとしたが尖ってるのでスムーズに入れる事が出来ず…
いつまで持つかわからないが、苦肉の策である。
お菓子缶の【裁縫箱】
蓋裏にマグネットの針置きを貼り付けた。
そのままでも磁石で蓋にくっついてて落ちはしないけど、傾けると横に滑ってしまうのでテープで固定した。
針はしっかりした強さでくっ付いてるのが凄い。
(なかなか優れモノ? 私も欲しいかも…)
そして、刺し子糸。
私の使いかけの糸と、新たに何個か買い足し、このくらいあったら何枚かは作れるハズ?
さらしの下絵
残るは、さらし布の準備。
↑母に書いた【麻の葉】模様を、義母用にも書いた。
夫は「簡単ですぐ出来るようなモノより、完成に時間のかかる難しい柄にしといて。」と言う。
でも初心者に~? って思うので、
簡単なモノから、ちょっと細かそうなモノまで、何枚か用意することに…(何枚ぐらいかな~)
それを、
《あとは刺すだけ~》ってな仕立て済みの状態に仕上げとくのも、結構大変。
最近ずっと図柄を探してYouTubeを観まくり、【刺し子】の事ばっかり考えてる~
(自分では刺してないのに…)
不明確
こんなに準備はしても、義母が【刺し子】をするは分からない。
夫には「もしお義母さんが、【刺し子】を気に入らなさそうだったら、全部持ち帰ってよ! 絶対よ!」と今から念を押しておいた。
私には、義母(昔のイメージ)が地味にチクチク縫い物するとは、想像もつかなくて…
気に入るだろうか?
まったく分からない!
なのに、せっせと【刺し子】の下絵を描いて仕立て中。
(義母が嫌がれば私が作るつもりで…)