図書館で借りて、小説『三千円の使いかた』を読みました。
↑ドラマにもなってる人気の本だったのね~知らなかった。
どっぷり節約生活に染まってる私なので、題名につられて借りて、さっそく読んだ。
ある家族のそれぞれのお金にまつわる話である。
お金は大事
お金の話をうやむやにしてると、生活がままならない!
とっても大事な事よね~
けど、それを題材にしている小説ってのはあんまりないので新鮮な気がした。
うちの夫はお金の事は自然と何とかなる…と思っている人だ。
(それもそのはず…私が何とかしてきたのよ!)
価値観の違いってのは、難しい~
私は、小説に出てくる長女(子育て中の節約主婦)の気持ちがよく分かる…
そして、次女の結婚話にはついつい母親目線で…。
奨学金は借金
小説の最後の章では、親が内緒で借りてた奨学金の存在を最近知り、返済することになった彼との結婚の行方は…ってな内容。
根本が間違ってる!
- 教育ローン … 親が契約して親が返済する。
金利は高く、借りた直後から返済が始まる。 - 奨学金 … 学生本人が契約し本人に返済責任がある。
金利は安く、卒業してから返済が始まる。
本人に黙って奨学金を親が勝手に借りてる?
彼の親は、お金にはルーズで礼儀もなく軽い人達っぽいので、それって本当に学費の為だけに使ったお金だったんだろうか?
「マジなのやめようよ」が口癖で大事な話はうやむやにする親よ!?
彼は良い人でも、彼の親は良い人とは言い難い。
小説の中で、母親が言う結婚反対の意見に、共感でしかない。
「結婚生活は長いのよ、どんなことがあるか分からない。相手が良ければ、彼だけが家族と言うのはきれいごとよ。」
主人公は悩み、家族で話合い、大団円に終わるが…母親としてはやっぱりモヤモヤが残るわ。
そんなモヤモヤを夫に話し…
私「私なら、あんな家族の所へうちの大事な嫁ちゃんを絶対嫁にはやれないわ!」
夫「お前、どっち側や思ってんねん…」
…もちろん娘の結婚後を心配する母よ!
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本を読んで、
昨年嫁ちゃんが初めて家に来てくれた時の事を思い出した。
(すっごく嬉しくて、どう思われるかが心配で、ド緊張した。)
それだけに、小説の中の彼氏家族のそっけない反応が信じられなくて腹が立つ!!
お金の使いかた
我が家は、ケチケチと節約生活中。
毎月夫婦で家計チェックをしているが、結婚30年以上経った今でも『お金の使いかた』の意見は食い違う!
先月、夫がサラリーマン時代から契約したまんまのネットのアプリの年払い料金(約2万円)の引き落としがありました。
私「これってまだ必要なの?」
夫「ん~絶対とは言わないけど、使ってるのは使ってる。」
「2万円は高いよ!」
「月にしたら2千円いかないんだから、高くないだろう~」
「でも今の家計には結構なお値段、絶対の必要が無いなら止めて良いんじゃないの?」
「ん~、来年までに検討してみるよ…」
……
という同じ会話をここ数年、何回もしている気がするが、夫が止めることはない。
(必要なら「必要だ」と断言してくれたらスッキリするのに…)
金額の大きい小さいにかかわらず…
私がケチケチし過ぎて、夫の気分を害させることが多くある。
けど、私のケチケチがあってこその生活なんだぞ~!
たまには感謝してもらいたいわ!って思いながら、家計簿とにらめっこ。