ピンポーンと玄関のインターホンが鳴り、出てみると、
私とあまり年代の変わらないような女性が立っていた。
不用品回収業者
インターホン越しに…
業者の女性「出てくださってありがとうございます。奥様の所に、不用品無いでしょうか?」
私「ないです。」
「ただいま回収に回らせていただいてまして、良かったら無料で回収しますので、何かないでしょうか?」
……
「何でも良いんですよ。捨てようかな~なんて考えられてた電化製品があれば引き取りさせて頂きたいんです。」
「ないです。」
「最近ね~資材不足とかで材料が足らないんですよ~ですから、使わなくなった電化製品の中身がとっても高騰してるんですよ…
助けて頂けたら有難いんですけど~」
(何で私が助けなきゃいけない?)
「ないです。すみません。今忙しいんで…」
と言っても、食らいついてくる業者さん。
「古いラジカセとか、食器乾燥機とか、掃除機とか、ミシンとか、パソコンとか、ゲームとか…(他いろいろ)…
壊れて使えない電化製品でもいいですし、電池の入るものならオモチャでも何でも良いんですよ。」
と、私が何か思いつかないかと、しつこくいろんな家電を言い並べていく。
「先ほどのお宅では、壊れた扇風機を引き取りましてね~
市の回収にお願いしたらお金が掛かってしまうんですけど、無料なんで「助かったわ~」なんて仰られてました~」
「ごめんなさい、不要になったらその都度、処分してますので~家には残ってないんです。」
「電化製品じゃなくても、別に構いませんよ。鍋とかフライパンとかでも無いですか?」
「な(いです。)」言ってる途中で ブチッっとインターホンが時間切れで切れてしまった。
(そのままは失礼だと思い…もう一度通話ボタンを押してつなげた)
「すみません。本当に何もお出しする物はありませんので、失礼します。」
と、インターホンを切った。
あ~しつこい! とドッと疲れた。
不用品回収
市に回収をお願いするってのが王道だけど、お金が掛かるし面倒くさい。
(けどこれが一番安心な処分方法)
無料の回収業者に持って行ってもらうのは楽だけど、
その後の事を考えるとスッキリしないのよね~
(違法行為に手を貸すみたいで…)
それに、いきなりピンポンは迷惑よ。
お仕事なんでしょうけど、あまりのしつこさに腹が立つわ。
お断りステッカー
玄関に市から配られた『訪問販売お断りステッカー』を貼ってるけど…効き目なし。
だって、訪問販売じゃないから~?
最近では、【押し売り】ならぬ【押し買い】ってのもあるし…
でも無料不用品回収は、どれにも該当しない?
ん~シールを変えようかしら?
最近はいろんなデザインと色があるみたい。
どれほどの効き目があるのかな~?
あの押しの強いオバサンはシールを見てピンポンを止めるだろうか?
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こんなのも見つけた。
NHKはコレを見ると引き下がるのか?
(一人暮らしの息子は本当にテレビが無く、受信料を断り続けてる。)