昨日の大河《光る君へ》の中で、中宮彰子が帝の為にと源氏物語の冊子を作ってました。
まぁ、やんごとなき姫が本作り…
(ちゃんと中宮も作業してた事にビックリよ!)
大河の中ではやんごとなき姫君たちも結構立ち歩いてて、健康そうなお姿してますよね~
平安のやんごとなき姫は直立する事はなく、いつもゴロゴロしてる。
立ち歩くことがないので運動不足で足腰弱り、栄養の偏りで生活習慣病や脚気で長生きすることはない…
と何かで読んだ事があるけど、流石に大河ドラマでゴロゴロは出来ないもんね~。
昔読んだ氷室冴子さんの「ざ・ちぇんじ」や「なんて素敵にジャパネスク」なんかでも、主人公は例外的に元気な姫なんだと書かれていました…(懐かしいな~)。
…復刻版か~昔は全巻持ってたんだけどね~また読んでみたくなる。
冊子(本作り)
昨日の大河【光る君へ】の中で、その時点で書かれていた源氏物語の33帖までを豪華な33冊の本にしてました。
(源氏物語は全54帖)
33帖【藤裏葉(ふじのうらば)】… 光る君は39歳。
息子の夕霧が幼馴染の雲居の雁ちゃんと結婚を果たし、娘の明石の姫の入内が決まる。
若い時代と子育てが終わった~って感じの区切り(第一部終了)である。
今朝のNHK【あさイチ】では、その現物の本がスタジオで紹介されていました。
33冊の本の表紙は同じだけど、中の紙の色がそれぞれに違う色で作られている。
私が気になるのは、やっぱり末摘花(すえつむはな)。
6帖【末摘花(すえつむはな)】
噂でやんごとなき姫の存在を知って即夜這いしてしまった18歳のチャラい光源氏。
ある雪の日の寒い朝、初めて顔を見たらブサイクでビックリしたって事を、笑い話に幼い紫の上に聞かせる。
鼻が赤かった=紅い花=ベニバナ(末摘花)
ムカつくけど、末摘花と名付けられた姫は(いろいろあるけど)一途で幸せそう…なのよ。
ベニバナ … 咲き始めは黄色だが、徐々に赤が混ざり橙色から赤色に。
(布の染料や口紅や食紅にもなる。)
じっくり【あさイチ】に映った冊子を見ると、末摘花の冊子の色はベニバナの咲き始めの黄色でした。
赤じゃなく黄色~
なんとなく末摘花よりも赤が似合う帖が、他にあるあるだからなんだろうな~と解るけど…
私的にはやっぱり赤にして欲しかったな~とちょっと黄色に違和感を感じた。
せめて橙? いっそ狸色でも…?(笑)