現在、私は自治会の役員（後期の班長）をしています。
そろそろ、来年度（４月～）の新役員さんを決めるようにと、本部からのお達しが来ました。
あ～、班長にとって一番面倒な仕事はこれかも知れないわね。
通常なら一緒に班長をした前期の班長との２人の仕事なんだけど、
↑昨年決める時に駄々をこねた嫌な人と一緒になんて、考えただけでもストレス。
なので、私一人で新役員決めです。
新役員
班から選出しないといけないのは…
- 本部役員候補者 １名
- 前期（４月～９月）班長 １名
- 後期（10月～３月）班長 １名
班長はあくまで班の中だけの身近なお役目。
本部役員は、毎月会議があって、自治会内部の事は勿論、外部（市役所や警察や地域連合や銀行）とのお付き合いも多くて大変。
本部役員候補者は、あくまでこの時点では候補者。
その後、各班から選出された本部役員候補者が集まって、ジャンケンなのか抽選か推薦なのか？ 分からないけど、本部役員の役目分の人数が正式決定する。（数人は免れる）
本部役員になると大変（私は数年前に経験済み）なので、皆さん当然のように避けたがる。
「嫌だ～！ 班長ならやっても良いけど、本部だけは絶対嫌！」って誰もが言うのが、目に浮かぶ。
さて、どう決めるのが一番フェアなのか？
回覧板
個別に家を回っても、皆さんもきっと不安で「誰だれさんは？」「なんで私？」「順番は？」などと思うと思うし、それをいちいち説明するのは時間が掛かるし、面倒くさい。
なので、私はこんな回覧を回しました。
回覧板
新役員候補順
○○さん … 新（まだ役をした事のない新住人）
□□さん … 8年前
△△さん … 8年前（前回は本部）
〇□さん … 7年前
〇△さん … 7年前
～
私 … 現在
××さん … 事情により役員不可
2/1より候補上位から順に役員をお願いに回ります。
出来れば立候補して頂けると助かりますので、連絡お待ちしています。
…と、ズラズラズラ～と、直近の役員履歴を班全員分載せた。
班長だったり本部役員だったり、と大変さを考慮してると決められないので、
単純に誰が何年役員をやってないか…を班の全員に意識共有してもらう事にした。
（こんな回覧を回したのは私が初めてだ！）
それぞれ言い分もあるだろうし、役員が出来ないって事情のある人もいる。
前回本部役員をした人は今回は班長にとかは、話し合い次第だ。
さてさて、どうだろう？
物言う住人
回覧板を回し出して数日…「ピンポーン♪」とご近所の人がやって来た。
私と近い年齢だとは思うけど、子供がまだ学生さんだから年下かもな～？
立候補かと思いきや、文句というか、言わずにおれなかったのか…
「回覧見たけど、私、前は班長だけどその前には本部役員したんだから、班長だけしかしてない人と一緒にしないで欲しいんですけど！？ ○○さんが本部役員やらなきゃズルいわよ！
それに、新しい住人はもう一人いるわよね？ □□さんて人が抜けてるわよ？」
（この人が役員になるのはまだ数年先の安全圏）
私「出来るだけ公平にしたくて、お名前と何年前に役員をしたかを書いたけど、班長か本部役員かはそれぞれのご都合もあるので話し合いで決めると思いますよ。」と話した。
新しい住人のうちの１軒が自治会に入ってない事を話すと超驚いて、「なんでなんで？」と怒り奮闘なご様子。
「強制じゃないからね～」と、納得させるのが大変だった。
（じゃぁ、あなたが説得しに行けよ！って思うわ～）
自分がまだ安全圏だからって、言いたい放題言って帰っていった。
（完全に私を下に見てる言い様にムカつく～！）
いろんな人がいるもんで、自治会って大変。
お願いに回る
数日後、回覧板が全部の家を回り私の元へ戻ってきたが、立候補には誰も来なかった。
なので候補リストの上からお宅訪問に伺いました。
タイミング悪くお留守が何度もあったけど…
お会いすると「はい。良いですよ。」とリストの上から３人がすんなり了承してくれた。
回覧板に、候補のお名前を載せた事で、順番だと諦めてたのかもね～？
もし断ったら、なんで？とご近所の噂になるだろうし～
難航すると思ってた本部役員には、前回８年前にも本部役員をしてくれた方が「私、本部やりますよ。」とご自分から言って下さいました。
70歳ぐらいのオジサマで「まだ動けるうちに協力しときます。」って…
（今回で最後にしたい！って意味かと思うが）
大変なお役目を自分から…なんて立派な人かしらと頭が下がるわ。
それも奥様じゃなくご主人が自治会活動してくれるなんて実に羨ましい。
（うちの夫に爪の垢を煎じて飲ませたい…）
おかげで、すんなり決める事が出来て良かった～♪
回覧板に順番を載せた事が功を奏したと思いたい。
まだ私の班長期間は残ってるけど、次の役員を決めたことでなんだかもう役目が終わった気分になるが、
あと２ヶ月、何のトラブルもなく無事に過ごせますように…と願う。
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