小さいころからクロスステッチをしているけれど、ずーっと、
本当にずーーーっと16センチの輪っかの竹製フレームを金具が馬鹿になるまで使い続けていました。
作ってた作品も小さい物が多かったですが、約30年以上長持ちしてくれました。
大きい作品に竹製のフレームは不便
こういう台座があるのは知っていたけれど、私の行く手芸屋さんでは見たことなかったし、置く場所もないし、と思っていたが、HAEDの図案で大きい全刺しの絵柄を刺すようになると、小さい輪っかにたぐり寄せた布を一緒に左手で持って右手でチクチク刺す事が、物凄く疲れてくるようになりました。
竹製の輪っかが潰れた後には、台座の付いた輪っかフレームのスタンドを買い1作品作りました。
輪っかを持ってた左手が多少楽にはなったかと思うけど、輪っかの外側にダラリと垂れ下がる布が邪魔でやはり大きい作品に輪っかは不利でした。
出来上がった作品も輪っかと一緒に周りの布をずっと手で持っているために、手垢が付いてるせいかなんとなく完成時で汚れてる。
ついに憧れのスクロールフレーム
今回の作品(白雪姫)を始めるにあたって、やはり欲しいな~とネットで探し始めた。
が、みなさん結構なお値段で‥
完成の大きさが、横525縦301もあるので、余白の布を入れれば横幅70センチは欲しいな~と。
作品を90度回転させて作っていけば50センチほどでいけるのだろうけど、なんとなく気持ち悪いからやっぱり正面で刺したい。
いろいろ悩んでネットを見ていると、頑張って自作している人もいたので、
旦那に作って!とお願いしてみた所、ホームセンターに行って材料費1500円程で作ってくれました。
すこし想像と違うけど…
旦那オリジナルのスクロールフレーム
私はテーブルに置いて刺したいので、テーブルからは余り高さは要らない、刺してるときに手の邪魔にならない様な形でと注文しました。
で、完成品がこれ
なんでか?
足が長い‥
旦那に聞けば、バランス悪くて倒れるから支える為に必要な長さだという。
これ自体とってもバランス悪いけど。
けど、その支えの木も重り(オモリ)を置かなければ、前のめりに倒れるので毎回いろんなオモリを置いてます。
写真では手前は私が冬になると愛用している「あずきのチカラ」首肩用(オモリに丁度いい)、奥は見えにくいけど陶器のペン立てを乗っけてます。
枠の高さを少し上げるのには、支えと縦の木を止めるネジでは固定されないので、間にランチョンマットとかハンカチを挟んで高さを調整しています。
まぁ、ホームセンターの安っすい軽い木を使ってので重量感って感じは全くなく、
所々のネジも締めても締めても締まってる?って感じのネジの締まり具合が残念。
しかし、私はこれでも十分満足です。
ってか王道(本物)を知らないので、
不満が多少あっても、オモリやカマシでなんとかなる程度だし、何より安いので十分です。
次の作品の時にはお願いすれば少し発展した改良品を作ってくれるハズ…
良いところは、足部分(腕?)が長いけど、片付ける時にはペタンと平たくなるので、テレビ台と壁の隙間に入れ込めるので全然邪魔にはならないところかな。
針をブスブス沢山刺したまま、立てかけてなおせるなんて今までは無理だったので、物凄く助かります。
なんか~大作作ってる感に酔いしれる~
ずっと放置できる専用のチクチク場所があればいいんですけど、ダイニングテーブルですからね~