すえつむはな日記
つれづれな日常の一コマ
雑記

入浴剤の会話から、シナモンに蘭奢待。

お風呂に入ってた時に夫とこんな話になりました。

その日の入浴剤(バブ)の香りを夫に…

夫に「今日の香りは何たらウッド(ど忘れ)…だよ~。」と伝えた。

夫「何たらウッド…って、森の香りっぽくないぞ~それよりスパイスっぽい気がするけど?
私「スパイスのシナモンも木だよ~、だからスパイスなんじゃない?
袋を見て…
サンダルウッドだって~!
知らない木だな~
どっかの国ではサンダルになってんじゃない?
サンダルはゴムだろう~

…という何気ない会話をしてた。

シナモンの木

そういえば、シナモンの木って見たことがない。
日本には無いのかもな~? なんて思ってたけど

↑売ってました。 
でも冬の寒いのはダメっぽいらしいので、うちの庭で育てるのは無理かな~。

普通食しているシナモンは、木の幹の皮を剥いで乾燥させたもの…
スティックと粉がありますよね。

粉はうちにもあって、りんごパンを作る時や、ミルクティーに入れたり…と、たまに使う。

夫に「庭にシナモンがあると香りがするのかな~?」って言ってみたところ、
生じゃ香らないだろう…燃やしたら香るかも。」と危険な事を…
だよな~
ま、買うつもりは無いけど…。

香木

匂いの出る木=香木

どうやら香木(こうぼく)と言えるのは、特別良い香りを持つ木材で、代表的なのはこの3種。

  • 白檀(びゃくだん)… インドの熱帯性常緑樹で爽やかな甘い芳香の木。
  • 沈香(じんこう) … 熱帯アジアの常緑高木。
     通常の木では香りはなく、ダメージを受ける事によって樹脂が分泌され、枯れて熟成される事によって香りを発するようになる木。
    (だから、それぞれ違う香りがするそうだ)
  • 伽羅(きゃら)  … 沈香のなかでも香りのいい最上級品。

シナモンや月桂樹やヒノキ…などなど匂いのする木はあるけど、
特別良い香りとは違うようですね。

白檀 = サンダルウッド

おいおい…話の始まりバブ(入浴剤)は白檀の事だ!?
スパイス(食品)…サンダル(草履)…じゃなく。
書いといてよ~花王さん。 
サンダルじゃ分かんないわ~!

蘭奢待(らんじゃたい)

大河ドラマ「麒麟がくる」で信長が権力の誇示で所望して少し切り取る蘭奢待(らんじゃたい)っていう香木は、正倉院に収められている日本最古最大の伽羅です。

蘭奢待 蘭麝(らんじゃ)って花のランと麝香(じゃこう)のように良い香りである事と、字の中に東大寺が入っている漢字遊びで呼ばれている名前で、正倉院での正式名称は黄熟香(おうじゅくこう)というらしいです。

奈良の正倉院展で蘭奢待が前回展示されたのは2011年だったそう。
たいたい10年ぐらい周期で展示されるそうなのですが、2019年に東京で展示されてたそうなので、次の奈良での展示はいつかしら?

木を見たい! って変な感じですが…

展示されたら、足利義満(一休さんの将軍様)や織田信長などが欲しがったお宝っていう、歴史ロマンを感じに行きたいですね~。


↑一昨年2019年の正倉院展は行きました。
昨年のはコロナのせいでネット予約のみの入場だったので行くことが出来ませんでした。
さて、今年は…

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