奈良国立博物館130年記念特別展の【超国宝(祈りのかがやき)Oh! KOKUHO】へ行って来ました。
ついでに…ってかメイン…?
超国宝
4月19日~6月15日
国宝約110件を含む、約140件の至宝が一堂に集結!
当日券 : 一般 2,200円、高大生 1,500円、中学生以下 無料
2,200円もするけど、私は障碍者手帳持ちなので介護者1名(夫)と共に無料なのが有難い。
(そもそも無料じゃなきゃ、行けないけどね~)
しかし、正倉院展みたいに入場制限をしてないせいか、平日でも凄い人!
建物の中は人でゴッチャがえし。
お宝を見学するのも、人の順番や列などは無く縦横無尽に人が行きかう中をかき分けかき分け、説明文とお宝を見るって感じ。
それに、中には香水のキツイ人も居てて、匂いでクラっと気分が悪くなったりもした。
(勘弁してよ~って思う)
お宝の数々…
重源上人座像 … 国宝。
平家が焼いた大仏殿と南大門の再建を指揮した人。
(大仏殿はその後また焼けたけど、南大門はこの時のが残ってる)
南大門の金剛力士像を作った仏師(運慶・快慶)の快慶が彫ったらしいリアルなおじいちゃんの座像。
(等身大3Dプリンターみたいなリアルさはちょっと不気味…)
普段は非公開らしいので、見れてラッキーな超お宝。

南大門、かっこいいよね~
これ作ったおじいちゃん、凄いわ~
国宝だらけ…
一気に見るもんだから、凄いお宝なんだろうけど集中して見るには疲れて、
後半はホント雑に通り過ぎただけってのも…。
見れてラッキーなお宝だらけだろうけど、無知だと良さが分からんのよね~。

金亀舎利塔(お釈迦様の骨入れ)… 意外と大きいのね~(92cm)
中宮寺の菩薩半跏像 … 5月20日~の後期展示で無かった。

七支刀 … 全長74.8cm 厚さ3~5mmの鉄刀
(意外と小さかった)
そのままだとポキっと折れてしまうんじゃないかしらって思うぐらいの薄さなので…?
大事に木の囲いにがっしり囲われて展示されてました。
たぶん374年頃に百済から倭国(日本)に贈られた物らしいのですが、そうすると今から1651年前の鉄。
(錆びてるけど、粉々じゃなく存在してるのが不思議なくらいよ~?)
その刀に刻まれた文字がまだ読めるぐらいに残ってるのも凄すぎるわ~。
象嵌(ぞうがん) … 金属に別の金属を嵌め込んで作る工芸品。
鉄の刀に金の文字を嵌め込んだこの七支刀が、現存する日本最古の象嵌製品らしい。
その他にも、興味深い物は沢山あったハズ…
歴史をもっと勉強してれば、もっと面白かっただろうな~と反省。
ついで…名品展
吉野の金峯山寺仁王門の金剛力士立像(重要文化財)を観たくて、奈良国立博物館仏像館へ。
(こちらも手帳効果で無料)
東大寺南大門の力士像(8.3m)のよりは小さい日本で2位の大きさの金剛力士立像。
(仁王門の大修理が終わるまで、日本1位と2位が約300m程の距離にある~)

5mもある像の前でテンション上がる~
人も少ないし、写真OKなので…
恥ずかしげもなく「ハイ、ポーズ」
(警備員さんが気になるけど、目線そらしてくれてたわ…(笑))
久しぶりにまた1位も見に行きたいな~、でも今度!
(…300mだけど疲れて行けない50代💦)
そしてそして…
この像達(門番)が守ってる金峯山寺の青い金剛蔵王大権現も一度は見に行ってみたい!
(吉野は遠いよね~)

中国古代青銅器
紀元前11世紀〜紀元前10世紀って…いつ?
(日本は弥生時代)
しかし、この2つは特別大きい!
(何入れてたのかしら?)
青銅器ってラーメン鉢のグルグル模様みたいなのがいっぱい…
アニメ(ラピュタ、ぼくらの、三つ目がとおる…?)とかに出てきそうな古代科学デザインっぽいわ~
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超国宝展も良かったけど、じっくり見れた仏像館も楽しかった。