すえつむはな日記
つれづれな日常の一コマ
介護

気が付かなかった介護…母の耳掃除。

先日、母の爪切りをした。とブログで書いた。↓

高齢になって『出来ない事が増えてく』ってのは解ってたつもりなのに…
着替えやお風呂やトイレなどばかりを気にして、
爪切りや耳掃除に気が回らなかったわ。

耳かき

昨日、母のご機嫌伺いにマンションへ行った時。

おやつを食べて、のんびりYouTubeで犬動画を見ていたら…
母がおもむろに、スプーンを自分の耳の中に突っ込もうとした。
(入らないけど…どうにかして入れようとしてた母。)

私「それ、スプーンだよ! 耳かきじゃないよ!」と声を上げると、
母「そうなの? ダメなの?」と不思議そうに言う。

そう言えば、母の耳かきって…? まだ自分で出来るのか?

耳掃除したいの? ちょっと待ってね~」と兄の部屋に行き兄から【耳かき】を借りた。
母に渡したが、そのおぼつかない手つきが怖くて、「私がやってあげる」と言うと素直に私に耳かきを渡してくれた。

天井の電気の真下に移動して座り、クッションを膝に置いて、
はい、ここに頭乗せて~」と母を寝かして、耳を見た。

…耳の中に耳垢がぎっしりなのが見え、普通の耳かきでは取れないと瞬時に判断。
兄の部屋に行き、兄からピンセットを借りた(工作用)。

優しく痛くないように、慎重にピンセットで耳垢をつまみ、ゆっくり引っ張り出した。
ごっそり大きい~! ビックリするぐらいに…私史上最大の耳垢を見たわ。

そして「はい、反対の耳~」と母を逆向きにさせようとしたが、これにはえらい苦労した。
(私が逆側に行けるスペースが無かったのが失敗。)
「まず立って~ココに座って…」「頭はココ、おしりはココ…」「こっち向いて…」
私の言葉が理解出来なくなっている母には「???」なので変な行動ばかりする。
しまいにクッションを置いて、私が横になって「こうして!」と見本を見せたりして必死に母を動かした。
(はたから見てたらコントみたいで笑えるだろうな~)

そうして見た反対の耳も、やっぱりごっそり大量に取れました。
(耳の聞こえが良くなったんじゃないかしら?と思うくらいに…)

母に「耳どう?」と聞くと…
耳の中に指を突っ込んで「あら、何にも無くなった~!」と嬉しそう。
(それまでは指を入れると引っ掛かりがあったみたい…)

良く聞こえるようになった?」と聞いたら、それはそうでもないようで…
さすがに難聴を引き起こしてた程の耳垢ではなかったみたい。
(耳が遠いのは歳のせい~)

でも、スッキリしたようで良かった。

兄の持ってた工作用ピンセットが優秀なんだと思う。すっごい取りやすかった!

介護

コレも介護なんだよな~。
母の【耳かき】や【爪切り】なんて、ぜんぜん気にしてなかったわ。

私はまだまだ未熟者。

しかし、耳かきってどの頻度でするもんだろう?
自分のは気が付けばコショコショやってるタイプなので、すごく頻繁だが…
親の耳かき介護は…月に1度? 半年ぐらい?
(スプーンを耳に突っ込んだら?)

でも施設に入れば、施設でやってくれるのかな~?

早く順番が来ると良いな~
スプーンを耳に突っ込む母はもうヤバいわよね…

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