すえつむはな日記
つれづれな日常の一コマ
介護

母のズボンを裾上げ…(母のミシン)

母の部屋着に気楽に履ける《あったかズボン》が欲しいと、兄が言い
母と一緒に買いに行きました。

小柄サイズが無い!

母は服はシャレた服が多くて、フリースやスエットやらの部屋着の類いが無い…
とタンスを整理してて思ってた。
(兄も思ってたらしい…)

お手軽な衣料品店に行き、たくさん並んでる暖か衣類を物色するが、母の目線はシャレたスカートへ。
まぁ、いいけどね~(スカートも購入)

私は、裏起毛の《あったかズボン》を物色。
しかし、小柄な母に合いそうなSサイズが全然無い!
ほとんどがフリーサイズやM、L、もしくはM~L、そしてLL。
大は小を兼ねるって事なんだろうけど、なんだかな~。

仕方なくMサイズのズボンを買いました。

裾上げ

家に戻って母に着て貰うと、やっぱり裾がちょっと長くて、ヘタすると踏んでコケるかも…?
折り曲げて使う手もあるが、認知症であることを考えると、心配になる。

なので私が持ち帰って、お直しを…(裾上げ)

私が子供の頃に母がよく使ってたミシン。
(私が結婚した時に貰った)

フワフワ裏起毛の分厚い生地を縫うのは結構大変だったわ。

まだ使える事が凄い!(約50年物)

元の長さから6cm縮めました。

よーく見れば、
縫い目ガタガタで綺麗じゃないけど、
黒だから…目立たない♪

このミシンを母の為に使うようになるとはね~
なんだか感慨深い。

母の感想

私「裾上げ出来たよ~。履いてみて!」とウキウキで母に勧めると…
母「そんなズボン知らないわよ~」と拒否る母。

お母さんの為にお兄ちゃんが買った服なんだよ。でもちょっと裾が長かったから短く縫って来たの。
あなたが着なさいよ。私はいいわ…。あなたにあげる。
そう言わずに~、暖かいから一回着てみてよ。
と、お願いしまくり、ほぼ強引に母に着せた。

着ると、「これ良いわね~、柔らかくて、あったかいわ。 」
と笑顔で喜んでた。
そして「あなたも同じの持ってる? 買ってあげるわよ? 良いから買いなさいよ~!
と私に勧めまくる母。

まったく手間のかかる母だわよ~!
(裾の長さはピッタリ)


COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です