すえつむはな日記
つれづれな日常の一コマ
介護

甥っ子がご機嫌伺いにやって来た。

先日、母の甥っ子(私の従弟)が母(認知症)のご機嫌伺いにやって来てくれました。

甥っ子は私より5つぐらい下の年齢、忙しいらしく、ちゃんと会えたのは久しぶり~!
(私の息子の結婚式以来だな~)

プロだった。

あまりお仕事の内容を詳しく聞いたことはなくて、病院でリハビリ関係のお仕事をしていると記憶してたが…
今は、介護関係のお仕事をしているそうだ。

さすが介護のプロだけあって、母の扱いが上手い!
絶対否定しないし、母の話しやすいような相槌を入れ、聞き上手だわ~と感心。

私もこう接しなきゃいけないのよね~と思いつつ、
あまりにもデタラメな話を連発する母に
違う違う、そうじゃ、そうじゃな~い~♪」とつい声を出しそうになるが、
その都度「分かってる。大丈夫。黙ってて…」と言うような目くばせが来る。

プロっすね~。
初めて従弟を尊敬したわ!

数字油絵

部屋に飾ってた↑数字油絵の絵。

母「アレも書いたのよ~!」と自慢気に話す母。
甥「凄いですね~
 「でしょ~アレ、ソコにアレ(猫)が居てるのよ~わかる?
 「猫ですね~わかりますよ、上手に描けてますね~可愛いです。
 「そうなのよ~。ソレ描くのは難しかったのよ~
 「桜が咲いてて良いですね~何処でしょうね~?
 「○○(母の田舎)なのよ~。わざわざ描きに行ったんだから~
 「そうなんですね~素晴らしい。

これにはビックリして、思わず兄と目が合ってしまったわ!(◎_◎;)
塗り絵だよ~!?
(よくもまぁ、そんなデタラメな記憶が…?)
従弟はそれを知りつつ真剣に母を褒めまくってて、母はとっても嬉しそうだった。

母が何を言っても否定しない…
それはそれは、母は気持ちが良いだろう。ってな会話術だった。

**************
私がその会話を母にするには…たぶん、
母を母とは思わず、ご近所や他人様(お客様)だと思いこむ必要があるんだろうな~
(そうは割り切れないから、難しい)
あ~胃が痛くなりそうだ。

財布が…

甥っ子が帰った後、ご機嫌だった母が突然…

母「財布がない~!
私・兄「え~?」(またか~!)

甥っ子が来て話してた最初の頃、私は母が財布を握りしめてる(何で財布持ってんだよ?)のをシッカリ見てた。
それを…途中でどこかに置いた母。
今見つけないと、母が甥っ子を泥棒扱いしてしまう…
兄と私で、家の中を捜索。

…甥っ子が来てる間の母の行動を思い返すとリビングと台所以外には行ってない。
まさか、台所じゃないだろう…?という兄だったが、
私が台所の引き出しを開けまくると、調理道具の引き出しの奥に財布が入ってた。

はぁぁぁぁ~(ため息)
最近、母の「財布が無い~!」は頻発していて…ほとんど日常茶飯事。

↑でベッドの下に隠した『お金』の事も、
ふと思い出した時に「お金が無くなった~!」「すえ(私)がお金を取ったのよ!」と兄に言う時があるようで、
その都度兄がベッドのマットレスを持ち上げて「ココにあるよ~」と見せて安心させるらしい。

兄には「すえ(私)がお金を取った。」と言うし、
私には「お兄ちゃんがお金を取った。」と言う。

何でこうなる…?
いっそ、お金に関する記憶は全て忘れてくれたらいいのに…
(すっごい疲れる。)


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