昨日、母の老人ホームへ行った時、
施設長さんが出て来られて「グループホームが空きました。」と聞きました。
グループホームの順番待ちを申し込んだのは1月初めで今は8月、約7か月も待った。
(1番だったのに…長かった…)
こればっかりはねぇ~
(亡くなられたか、病気で長期入院されたか、他の施設に移られたか…)
グループホームの順番を待ち切れずに母の状態が悪くなったので、
同じ施設(別棟)の介護付有料老人ホームの方に2月末に入居しました。
ちょうど兄と二人で面会に行ってた時でよかった。
応接室に案内され、二人で施設長さんと話をしました。
空いたけど…
どうやら母の後に順番待ちされてる人がいてて、
その人の方がグループホームへの緊急性が高いと施設長さんは判断しているような感じでした。
(施設長さんは、今の老人ホームとグループホーム両方の責任者)
施設長さん「部屋は既に空いているので、お母様が順番待ち1番ですので、ご希望ならすぐにでも移ることが出来ます。
どうされますか?」
兄「それについては、母の様子を見てる施設さんがどう判断されているのか…をお聞きしたいです。」
「正直ね~入居された時は(状態が悪くて)困ったな~と思ったんですけど…
今は物凄く落ち着いてるんです。
お母様はウロウロはされてますけど、フロアの皆さんとも良い感じで(会話は成り立たないけど)楽しそうにされてるし、
フロアの責任者に聞くと、ずっと介護は必要ですけど特別困る程の大変な事はないし、お母様は職員とも馴染んでるようです。
なので、僕はこのままでも良いと思います。
今グループホームに行くと、環境(部屋)も人(入居者・介護職員)もがガラッと変わってしまうので、また不安定になるんじゃないかと思うんです。」
そう言ってから「ただ…金銭面の事もありますので~僕では何とも…」って。
(グループホームに移った方が安い…)
兄がキッパリ「お金は気にしないで下さい。」と太っ腹なお言葉。
施設長さん「失礼いたしました。なら…」
判断
施設長さんに「どうされますか?」と聞かれて、私達兄妹からパッと出た判断基準は…
兄 … 母が幸せでいられる方
私 … 介護さん達が介護するのに楽な方
はははは…
こういう所に、愛情の差が出るんだよな~(薄情な娘です!)
色々話して、今回はグループホームに移らない事にした。
施設長さん「ではグループホームの待ちは解除して構いませんか?」
私「いえ、【順番待ち】は置いといて下さい。また空きが出たら、その時の母の状態で判断させて下さい。」
「分かりました。ではまた1番って事で…その時にご相談しましょう。」
グループホームへは…
応接室を出て母の住むフロアに行くと、相も変わらず廊下をウロウロしている母。
食堂に居てる他の入居者さんや介護さん達ももう母の行動には慣れたもんで…
母が何をしても、皆さん優しく笑ってくれている。
(とても有難い♪)
母と手を繋いで母の部屋に行こうと廊下を歩いてると、母のお気に入りの介護のお兄さんと会った。
介護さん「○○さん、こんにちは~。」
母「ハニャホレヒレハレ~(笑)」嬉しそうに語り掛ける。
「僕、今日は夜勤なんですよ~夜中もずっと居ますよ~」と母に話しかける。
母は嬉しそうに「フニャフニャ…あそび…」と言う母。
「はい~。一緒に遊びましょうね~。夜中ですよね~(笑)」
私達には少々困った顔を見せながらも、母と遊ぶ約束する優しいお兄さん。
夜中に廊下に出て来て徘徊する母がイタズラしないようにずっと付き添う必要がある、と前に聞いている。
ご苦労様だな~(すごく優しい)
別棟のグループホームに行けば、また一から人間関係を築かなければならない。
(グループホームは狭いのでより他の入居者さんとの距離が近くなる)
また良い人ばかりとは分からないものね~
施設と相談しながら、母の今後を決めて行こうと思う。