4月10日から始まった、奈良国立博物館の特別展『吉野・大峯 蔵王権現に捧げた祈りと美』に行ってきました。
じっくり見ると…「知らなかったわ~」って事ばかり。
蔵王権現 ざおうごんげん
ん~宗教的な事には疎くて、あくまで私の解釈ですが…
役行者えんのぎょうじゃ(本名『役小角えんのおづぬ』634年頃–701年頃)が、吉野で過酷な修行をしまくり、「蔵王権現が現れた!」と山岳信仰に修験道を生み出した。
その後、役行者の考えを元に、宗教として発展。
ってな感じ…?
634年生まれなんだから、10代の頃に大化の改新で、飛鳥から浪速の宮や藤原京? 複雑な時代に吉野に籠って仙人みたいな修行をして「神が~!」っと叫び、
その変人ぶりが徐々に広まり信じる人が増えていくが、そのカリスマ性が問題視されて伊豆に流された人、が作ったキャラクター『蔵王権現』。
チャット君に蔵王権現を聞くと…
- 釈迦如来(現在)
- 千手観音(慈悲)
- 弥勒菩薩(未来)
👉 この3つが合わさった存在
めちゃくちゃ怒ってる顔で悪や迷いを踏みつぶしてくれる『救いの神』

顔は大魔神みたいな『合体ロボ』…?
(ダイアポロンやゴットマーズ…懐かしい)
もしくはドラゴンボールのフュージョンか!?
そして、このポーズであること自体が蔵王権現たる意味を持つらしいからか、権力者たちが寄進する仏像がみなこの同じポーズ。(笑)
(ダンディーの「ゲッツ!」みたいな決めポーズ。)
それと…この青い仏像が同じものって~!

(←パンフレットより)
博物館では映像での鑑賞で、スクリーンが大きいから、目がクラクラして…
ちょっと気分が~💦
3体(釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩)が合体したら蔵王権現なんだけど、
これはその蔵王権現が3体に分身してる姿らしく、それぞれが別物では無く全部が蔵王権現だそうだ。
ん~ややこしい事しやがる!
(トラ柄のパンツ(ふんどし)履いてたよ。やっぱ鬼はトラ柄なのね~、鬼じゃないけど?)
怒りを表す青らしいが…なら赤じゃない?って思ってしまうのは私だけ?
でも、青と黄色が映える仏像よね~
いつか、吉野に本物を見に行きたいわ!
藤原道長
大河ドラマ「光る君へ」の記憶がまだ新しいから…どうしても道長は柄本佑さんのイメージ。
ドラマの中でも、吉野の金峯山寺にお経を納め(埋め)に行ってたもんね~
1,000年以上前のタイムカプセル、そのお経がホントに存在するってスゴくない?
(ホントだからこそのドラマ内容よね…)
江戸時代に掘り出された(発見)時はガチガチに固まって開けなかった巻物を、最近やっと技術が追い付き修復できたそうで、修復後の初公開だそうです。

(←パンフレットより)
藍染した和紙に、金泥(膠でといた金粉)の文字の巻物。
1,000年前とは思えないぐらい、とても鮮やかだったわ。
ドラマでは「字が下手くそだから…」と言ってたくせに、めっちゃ上手じゃないか!
(道長の日記と筆跡鑑定して、ほぼ本人の筆と確定されてるみたいです)
金峯山寺に出かけたのは、娘の彰子が天皇に嫁いで間もなくの頃で、娘の懐妊祈願が主な目的だが、政治的なアピールなどが大きそう…
藤原氏の氏神は春日大社なくせに、それとは別に霊験あらたかと言われるパワースポットにはハマる…みたいな。(笑)
後醍醐天皇
ちょうど南北朝時代に、今の現存する青い蔵王権現が作られたらしい。
足利尊氏に負けて京都に居られなくなって落ちぶれる先が、
宗教パワー爆裂な神仏に守られた自然の要塞たる『吉野』!
(三種の神器を吉野に持ってきてるので、吉野が正統な首都なんだよな~)
ド田舎だけど…
後醍醐天皇とは程遠いけど、
「美吉野に雪は降りつつ…」って、「なんて素敵にジャパネスク」の吉野の君を思い出すわ~。
豊臣秀吉
1594年に吉野で盛大な花見をしたらしい。
秀頼が産まれた翌年で、財力も権力も最大級な成功者ピークの時代だけど、
後継者問題や朝鮮出兵の長期化などなどの不安もある時期。
花見の為にわざわざあんな所に数千人の大移動って、めっちゃ迷惑な権力者だわ。
でも、桜は綺麗~
吉野の桜は今もヤマザクラだそうです。
博物館の庭園
展示を見終わり、庭園が開いていたので、何度も行ってるのに初めて庭園を見学しました。

あいにく大きな枝垂れ桜の見ごろは終わっていたけれど、
八重桜がとても綺麗だった。
吉野の🌸ではないけれど、綺麗~♪
平日だからか、庭に出る人は少なく…ほぼほぼ貸し切りみたいにゆっくり居れました。
奈良

外に出れば…
九割九分九厘、外国人&鹿
まるで外国みたいに日本人が居ない!
(海外旅行に行ったことはないけど…)
やっぱ特殊な場所だな~と何度行っても思う。
↓仏像舘で展示中(2026年9月13日まで)の「金峯山寺仁王門の金剛力士立像」もカッコいい。
今の実物大ガンダムも何百年と保存できれば…国宝になるかも!






