もうとっくに私の誕生日は過ぎているのだけど…
思い出したかのように母が言いだした。
母の自己満足
母「誕生日プレゼント何が良い?」
私「そんなお祝いしてもらうような歳でもないし…別に要らないよ。」
母「あなたはお金がないんだから、お金が一番欲しいんだろうけど、
お金あげたらあなたの家の生活費になっちゃうからお金はあげないけど、
あなたの買って欲しい物なら何でも言ってくれたら買ってあげるわよ~」
ん~わかってんなら金くれよ!と思いつつ…
私「じゃぁ、炊飯器!」
母「えっ?何で?」
私「エラーが出ててもう買い替えなきゃダメなんだ~」
母「そんな物は旦那さんに買ってもらいなさい!」
私「じゃぁ、白髪染め…ちょうど次の買わなきゃ!って思ってて…」
母「そんな物は生活費で買いなさいよ!」
…………
母「あなたの欲しい物よ! 何? 服? 服よね~?」
母「服なら百貨店のなじみのお店に連れて行ってあげるから、何でも好きなの選んでいいのよ~コート?ワンピース?スカート?」
私「そんな一着何万円もするような服は勿体ないから、ユニクロで良いよ~」
母「ユニクロってダメよ~そんな安物…もっとちゃんとしたのを買ってあげるから…」
私「…はぁ…。」
母「もうっ! あなたは要らない物ばっかり言うんだから!」
母とは噛み合わない…
今の私の状況を分かってるくせに、
欲しいと言ったものは、すべて却下されてしまう。
お金はダメだと言うなら、私の欲しい物は…
・ユニクロで好きなの10点選ばせて!
・ドラッグストアでカゴ一杯の日用品や化粧品買って!
・スーパーで冷蔵庫が一杯になるくらいの食料品買って!
…てなモンよ。
高い服なんかいらない。ヒートテックにタイツや靴下が欲しいのよ!
タイツなんて全部穴あいてて、縫いまくって履いてるのに…
でも…伝わらないのよね~
気持ちだけは有難いんだけど。
プレゼント何が良い?なんて聞かないでよ…
…落ち込むわ。
母への誕生日プレゼント
そうしてる間に、母の誕生日がやってくる。
毎年、いろいろ悩んでプレゼントしてきたが、
渡した時は嬉しく受け取るくせに、何か月か経つと私からのプレゼントってことをすっかり忘れて「これ、要らないからあなたにあげるわ!」なんて回ってくる事もあり、母の好みは難しくて難易度が高かったが、ここ何年かは正解が続いてる。
それは、わんこグッズだ!
おやつにおもちゃ・服など…たとえ安い物でも大変な喜びようで受け取ってくれる。
もちろん私に回ってくることはない。
今年は安上がりに、おやつでいいか~!
母のお土産
この間、お友達とバス旅行に行ってきたという母のお土産が…
健康のお守り ×3
祈祷してもらったお箸 ×1
「あなたの旦那さんが早く健康になるようにわざわざ御祈祷してもらったんだから使いなさいね!」って有名な神社のお箸に家族分のお守り。
お箸を袋から開けて見ると、
「短いな~」と…明らかに短くて男性には不向き。
「ちょっと短いよね~これだと私にピッタリだわ!」っと母が自分のお箸にすることに決定。
いったい、いくら御祈祷に払ったんだか…?
お守りも…高いだろうに…。