母の78歳の誕生日でした。
もうそんな歳なんだ~としみじみ思った。
過去のプレゼント
お金は、使っても使っても、増えてくの~!
ってぐらい余裕のある生活をしている母に何をプレゼントしたら、喜ぶのか?
ここ何年も悩んで失敗し続けていた。
- 服 … 母の趣味は難しいしそんな予算ない。
- 雑貨 … 要らない!
- 食品 … 食べない。
昨年は【鉢植えの花】を夫と息子と3人で選んだ。
マンションのベランダには母の趣味で花だらけ…ってぐらいの花があるので、鉢植えの花を渡せば間違いないだろうと、渡したのだけど…
渡した途端…
母「ありがとう…。
だけど、こんなに花が咲きまくってたら次の花が出てこれないじゃないの!」
とチョッキンチョッキンと綺麗に咲いてる花を目の前で伐採。
そして、鉢をひっくり返して、土をスポンと抜いて…
母「鉢いっぱいに根っこが詰まりすぎてて、ダメよ~」と根っこを切りほぐして、植え替え…
花屋さんで綺麗にラッピングされた贈答用の花が、
見る見る無残な姿に。
今、目の前でやらなくても…
と思うけど、プレゼントした物をその瞬間からどう扱おうと母の勝手…
腹の中は煮えくり返る思いだけど黙って我慢した。
夫に申し訳なくて…
……という風に、どんなプレゼントにも難癖をつけて喜んでくれなくなった。
歳を取るにつれて、自己主張が激しくなり、
残念なことに【思いやり】や【気遣い】が減っていってるようにも思える。
今年はワンコにワンちゅーる
今年は母に…ってプレゼントをやめて、母のワンコに、ワンちゅーる。
ちゅーる初体験
まぁ、喜んで…
食いつく、食いつく、狂ったように食らいつく!
その姿を見る母は、嬉しくて楽しくて、感激して涙まで流して喜んでました。
こんな大成功のプレゼントは初めてかも~!
おやつも持参
ワンコにちゅーるだけでは、あんまりだと思ったので、コンビニで甘い物も買って行きました。
お茶受けに…
母とコーヒー飲みながら、少し会話を…と思ったのだけど、
糖尿病の気があると医者に言われて、糖分を異常に嫌悪するようになった母なので、これは喜んではくれない。
「糖尿と言っても軽いのだから、少しぐらいなら、食べても大丈夫よ。
気にし過ぎはダメよ! たまには美味しいの一緒に食べよう!」
と皆で説得して、少し食べて貰えた。
まるで、子供に大嫌いな食べ物を食べさせるような気分だわ。
普通に、座って何でもない会話を楽しみたいけど…
母は、家の中の用事をちょこまかとして、なかなか落ち着いて座ってくれない。
新しいマンションなので私の育った場所ではないが、
実家と言える場所のハズなのに、
なんと居心地の悪い場所だろうと思う。
いつも居たたまれなくなって帰るのだが、
どんどん滞在時間が短くなってる気がするな~