母のマンションへ行くと…母が刺し子を刺していた。
私が母のマンションへ顔を出す度に「刺し子ちょっと進んだ? 一緒にやってみる?」と誘ってはみても、
あんまり気乗りしない返事ばかりだったので、もう無理かな~と半ば諦めていた。
そんな母に最近、やる気スイッチが入ったようで…
私の知らない間に…
兄と手芸屋さんに行き、好きな色の刺し糸を買い、縫い進められてました。
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↑これなんだが…
なぜ…こうなる?
ん~、独特。
(下書きにはない線が沢山足されてる。)
「良い感じでしょ~、色も変えてみたのよ。」と嬉しそうに見せる母。
(もう私では理解できない所に到達してる母の感覚。)
しかし、不均等ながらも細かい縫い目で、母の頑張りがよくわかる。
「凄いね~。上手に縫えてるわ~。大変だったでしょ~」と褒めたたえると、
「でしょ~」と満足気。
しかし、裏側は糸の初めと終わりの始末が出来ずに出しっぱなしの状態…
「この出てる糸、どうするの? あなたやってくれる?」
ん~、糸は出てるけど短いので、手で玉に結んで切るぐらいしか思いつかない。
「完成したらまとめてやってあげるから、今はこのまま進めといて大丈夫よ。」と適当な事を言った。
滅茶苦茶だった縫い方も、
まともになってる!
- 思い出したのかな?
- コツがつかめたのかな?
私が教えなくても、ちゃんとした持ち方、ちゃんとした縫い方、ちゃんとした針の引き抜き方が、
出来てるように見える(たぶん)。
すご~い!
前回を思い出すと、ちょっと感動。
何でだろう? (脳みその裁縫能力部分だけ回復した?)
…なにはともあれ、良かった。
母がやる気になって、楽しそうで…
独特なデザインに変ってますけど、コレはコレで良しですわ♪。