今年も行ってきました。奈良の正倉院展へ。
77回目なんですね~。
正倉院展
初回は1949年(昭和24年)って、戦後わずか4年後から!
東京開催(昭和24年・34年・56年)の3回を除き、毎年奈良での開催が続いてる。
今年は蘭奢待が出るってんで、本物を見てみたいな~と夫をせかして行ってきました。
(↓夏にニセモノを見た)
正倉院展
入ってすぐの展示で双六があり…
【双六(すごろく)】の道具セット
ゲームの双六盤に象牙のサイコロ(今と同じ形状)に双六の駒(水晶や琥珀などの綺麗なオハジキ)にそれらを全部入れる箱までの聖武天皇愛用のフルセット。
サイコロを振って駒を進め、先にゴールするゲーム。
良く知る双六よりも「バックギャモン」っていうゲームに近いらしい。
大河ドラマ「光る君へ」でも双六が出てきたような気がする。
「鎌倉殿の…」とか戦国時代ドラマでも出てくる気がするな~
面白いらしいのに、なんで今はメジャーじゃないんだろう?
そして…
目的の【黄熟香(蘭奢待)】。
うわ~本物だ~! と見れたことへの感動はあるけど、
ガラスケースの中なので当然香れるハズもなく…ちょっとあっけない。
いろいろお宝を見て…
【瑠璃杯(るりのつき)】
教科書にも載ってる超有名な青いガラスのコップ!
「杯」を「つき」って読むとは知らなかったわ。
写真でもよく見るし、『正倉院THE SHOW』でも偽物の展示で見てたけど…
正倉院展での展示は別格!
コップの中に真上から細い光を当てて…
のぺっとした青じゃなく、光が透ける透明感の青いガラス色…
そして床に広がり映る模様がまるで花や水面みたいに見えて、すごく綺麗。
(写真や映像よりも実物見てこそだと思う!)
あのガラスの外側に張り付いてる○○(丸模様)がこんな風に見えるんだ~と驚いた。
赤ワインを入れると紫の光になるのかな~?
正倉院

お散歩がてら、
正倉院を見に行ってきました。
(←正面から見るだけの外溝公開)
国立博物館から1キロちょいのハズだけど、ウロウロ遠回りして大分歩いた気がする。
遥か昔の私の子供の頃は、開けた場所にポツンと建ってる野良状態だったと覚えてるんだけど…?
今はこんな塀と木々に囲まれちゃって~近づけもしない!
(でも荘厳さが増して綺麗…青空で良かった)
床までの高さが2.7mもあるのよ~下にもぐってみたいし、太っとい柱に抱きついてみたいわ~🐶
(なんで子供の時にやってなかったのかな~? きっとダメだったんだろう💦)
万葉粥
ちょうど昼前。
今回はちょっと贅沢に、前から食べたいな~と思ってた『お粥』を食べに行きました。

春日大社の参道にある春日荷茶屋
(かすがにないぢゃや)
奥に広いお庭があって、お庭の席でもお食事できるけど…
少し風が寒かったので、お店の中で頂きました。

万葉粥(税込1,200円)
10月はさつま芋と栗が上に乗ってました。
(具材は月変わり)
まぁ、優しいお味で凄く美味しい。
お粥だけでも十分食べれるお味だけど、
奈良漬けに梅干しに柴漬けの漬物3種があって、だし巻き玉子といんげんの胡麻和えと、何か分からないけどゴボウのコンニャク巻?みたいな小さい煮物のオカズ。
「美味しい~優しい~」と、完食してしまうのが惜しかった。
お代わり欲しいわ~って内心思いつつ、恥ずかしくてそんなこと言えない🐷
メニューに《お代わり》があればいいのに…。
昆布のお出汁に白味噌だそうです。
夫に「家で作って~」とお願いした。
そのうち作ってくれるかな?
毎月違う具材が乗っかってるので、違う月も食べてみたいね~と夫と話してた。
奈良への目的が増えたわ♪
ってことで「わたしは、奈良派♪(笑)」
🚃電車じゃなく、車だけどね~🚗







